こんにちは、Aikaです。
最近、SNSや日常生活で「スカシ顔」──つまり笑顔を見せない真顔で話す人が増えているように感じているんですが、特に若い世代で、「人に常に見られている」「笑顔というより、常にキメてる顔の方がエモい」といった考えが広まっているのではないかなと感じます。
仕事柄、若い世代と関わりが多いので「あまり表情から感情を読み取れない人増えたよね~」なんてアラサー世代同士で話すことも増えました。
でも、その「スカシ顔」、社会に出ると大きな落とし穴になる可能性があるんです。
今日はそんなお話をしていきたいと思います。
なぜ「スカシ顔」が増えているのか?
この記事ではスカシ顔っていう表現で記載していますが、いわゆる終始真顔で人を話す人がなぜ増えているのか・・・この背景には、**ルッキズム(外見至上主義)**やSNS文化の影響があるなと若い人の話を聞いていてわかってきました。
例えば…
- 「笑うと顔が崩れるのが嫌だ」
- 「歯並びが気になる」
- 「SNSで笑顔を『微妙』と言われた」
こうした理由で、知らず知らずのうちに笑顔を避けてしまう人が増えています。
でもその考え方って、すごく偏っていて社会では通用しない大きなリスクを伴うこともあります。
なぜ社会で「スカシ顔」が失敗しやすいのか?その理由とは
1. 第一印象が悪くなる

これは言うまでもなく、無表情でいると「冷たい」「不愛想」といった印象を与えやすくなります。SNSではキラキラした日常のキリトリが重要視されるので、きれいに整った真正面・真顔で動画などを投稿することは重要ですが、リアルの世界ではそうではありません。
リアル社会では特に初対面で、笑顔がないことで相手に壁を感じさせてしまい、信頼を築きにくくなります。
自分がお客様であればそれでOKですが、社会に出ると自分が相手を立てないといけない立場になるのです。
2. コミュニケーション能力が低いと思われる

あとは、表情っていうのは言葉以上のコミュニケーションツールです。無表情の人は感情が読めず、話しにくい印象を与えがち。これが原因で職場や人間関係で孤立してしまうケース、とてもあります。
職場で孤立してしまうとつい、環境が悪いとか合ってないと決めつけてしまいがちですが、社会では自分の振舞いひとつで環境がいい方向に変わることもあるんです。
3. 自己表現のチャンスを逃す

最後に表情は自分の感情や意欲を伝える重要な手段です。スカシ顔のままでいると、上司や同僚に「やる気がない」「興味が薄い」と誤解されることがあります。
誤解されたまま、自分のスタイルを貫き通してしまうことで、本来もらえたはずの仕事が回ってこなかったりして出世できるチャンスをかなり逃してしまいます。
どれだけ仕事が出来る人でも、コミュニケーション能力が低いとみなされるとプロジェクトから外されてしまうこともあることを忘れてはいけません。
笑顔を意識するだけで得られるメリット
逆に、笑顔を意識するとメリットあるんですか?という人に改めて、なんで表情を少し動かした方がいいのか伝えておきましょう。
笑顔で対応することで代表的なメリットは以下です。
- 相手に安心感を与える
笑顔っていうのは「敵意がない」というメッセージを自然に伝えることができます。よく外国人と目が合った時に彼らはニコっと微笑みますよね。あれは「あなたに攻撃しないよ」っていうサインなんです。日本は治安がいいので、無表情で相手の顔を見ても何も思われないですが、外国だと無表情っていうのは何か隠し持っているんじゃないか?と恐怖を覚えてしまうのです。 - 信頼と好感を得やすい
表情豊かな人は、シンプルに周囲にポジティブな印象を与えるので、人間関係をスムーズに運ぶことができます。ニコニコしてる人って話しかけやすいし、いつも何考えてるのかよくわからない人に自分のこと話す気にはならないですよね・・・。 - チャンスが広がる
無理に笑顔を作る必要はないまでも、「感じのいい人」として認識してもらうと、多くの人からサポートしてもらえるので、無表情から少し表情を作ることを意識するだけで1人では解決できない問題も意外とスルスル解決できるようになります。
笑顔を取り戻すための簡単なコツ
とは言え、今までそんなに笑う習慣なんてないし、何からやっていけばいいのか・・・
別に不愛想にふるまってるつもりないけどなぁって思ってるそこのあなた。
以下のことを少しずつでいいのでやってみてください。
1. 鏡を使って練習する
意外と自分の顔を鏡で意識してみないと思うんですが、毎朝鏡を見ながら笑顔を作る練習がおすすめです。最初は少しぎこちなくても、続けることで自然な笑顔が身につきますし、仕事でprofile写真とか撮る時にも慣れてる感じに見えて印象が物凄くUPしますよ!
2. 挨拶の際に笑顔を添える
「おはようございます」「お疲れ様です」と言うとき、ほんの少し口角を上げるだけで、相手から「感じのいい人」って思ってもらえます。そして「次何かあったらこの人にお願いしよう」ってなります。これって同期よりも何歩も先に行ける行動だったりするんですよね。
3. 好きな笑顔を研究して真似する
映画やドラマで「この人の笑顔素敵だな」と思ったら、それを意識的に真似することから始めるのもOKです!歯をすっごく見せて笑うのか、口は開けずに口角だけ上げるのか、自分が好きだと思える表情を研究すると自然にできるようになります。
4. 無理せず自然な場面を作る
ずっと笑顔でいるのも逆効果になるので、話かけられた際に「はーい!どうされましたか?」など、返事する時だけでもいいのでニコっと笑いながら返答することから始めてみるのもいいですね!
- 社会で成功するためには「笑顔」が鍵
- 「クールな無表情」が一時的なトレンドだとしても、社会に出ると笑顔は武器になる
- 仕事でもプライベートでも、笑顔があるだけで相手からの印象が大きく変わり、人間関係やチャンスを広げるきっかけになる
- 「笑うのは恥ずかしい」と感じているなら、今日から少しずつ笑顔を増やす練習をしていくのがおすすめ
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