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感情論はなぜダメなのか?器用に生きる人ほど感情論を語らないワケ

「感情論はいらない」

ビジネスのシーンやディベートの時などによく言われるこの言葉。

感情論の反対は「事実やデータ、合理的な根拠に基づいて結論を導き出すロジカル(理論的)な考え方」となりますが、なぜ話し合いの時に感情論で話すとダメなのか?

そして、論理的に話すことが正解なのか。

今日はこのあたりについて、酸いも甘いも噛み分けるアラフォーのわたくしが一人語りをしていきたいと思います。

感情論では、なぜうまくいかないのか。

話し合いをしたり、コミュニケーションの場で感情的になってしまう人は、他人とのディスカッションで上手く相手を納得させられないと言われています。

その理由として、感情っていうのは不安定なものであり、「嬉しい!」とか「楽しい!」などなど、人の感じ方はそれぞれ違う、ということが要因として挙げられますよね。

基本的に価値観が違うもの同士が集まる話し合いの中(特に社会やSNS上)で感情的な部分だけ主張してしまうと、主観的な意見は噛み合わないのは当然だということを知っておかなければならないと思うわけです。

具体例として、もう少し詳しく掘り下げてみます。

感情論と論理的の違い

例えば あなたの同僚が、仕事の評価についての意見を話しているとします。

<感情論の意見の場合>
「私の方が多く働いたのに、評価が低いのは不公平。なぜなら、他の人は私と同じくらい頑張っていないから。」

⭐️このように感情論は、主観的な感情や個人的な不満に基づいて話してしまっています。ここでは「不公平だ」という感情が主な理由となっており、具体的な根拠や客観的なデータに基づいていないので、周りからの理解を得ることが難しくなります。


<論理的な意見の場合>
「私に対する評価について、評価基準からみると自分の仕事の仕方は、”低い”と判断されている。私の中では、他の人よりも時間をかけて仕事をしていたつもりだったけど、評価基準は、仕事の成果、効率性、プロジェクトの貢献度などを含んでいて、その基準を満たしていないのが評価が低い理由だと考えた。私のパフォーマンスをこれらの基準で再評価して、改善点を見つけることで、次回の評価に向けた具体的な対策をしていきたいと思う。」

⭐️このように論理的なアプローチは、客観的なデータや基準をベースに話しています。ここでは、評価基準に基づく具体的な理由と改善策に目を向けていて、感情を排除して問題解決に向けた実行可能なステップが示されているので、周りも理解しやすい考え方になっています。

<つまり>
感情論は主観的な感情や不満に基づき、理由や根拠が不明確であることが多い。
論理的アプローチだと、 客観的なデータとか基準にのっとり、明確な根拠と具体的な改善策を示せる。

感情論で話されると解決策を見つけるのが難しいですが、論理的なアプローチは具体的な解決策を導き出すのに役立ちますし、人からも様々なアドバイスを受けることもできるからこそ、他人とのディスカッションの場では、感情論で話さない方が得なのです。

「感情」を捨てるべきなのか?

先ほどの例は極端かもしれませんが、誰もが納得せざるおえない意見や頭の中でイメージしやすい弁論というのは、やはりロジカルに説明された時ということになります。

それでは感情的になること自体、捨てるべき?と頭に浮かんできそうですよね・・・。

実は、そんなことはありません。

世の中で成功しているという経営者の方たちや、役職を持つ人などの発言は、全てがロジカルかというとそういうわけでもなく、みんな感情的な側面も持っているのです。

例えば、こんな名言など知っていますか?

金がないからできないという人は、金があってもできない 小林一三(阪急電鉄創業者)

成功とは99%の失敗に支えられた1% 本田宗一郎(ホンダ創業者)

一所懸命やらなかったことが失敗、やってだめだったことは失敗じゃない 高田明(ジャパネットたかた創業者)

顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。  スティーブ・ジョブス(Apple創設者)

これ全部言っていることは一見ロジカルなことっていうよりも、経験則からくる感情論のようにも感じとれますよね。

だけど、これは感情論ではなく精神論なので成り立つわけです。

精神論と感情論の違いって?

感情論と精神論はどちらも心の中で考えることではありますが、性質が全然違うんです。

簡単にいうと、こんな感じになります。

感情論:喜び、悲しみ、不快とか自分の感じる「気持ち」について話すこと

精神論:意識、思考、考え方の「仕組み」や「プロセス」について話すこと

自分目線で論じているところは感情論も精神論もすごく似ているんですが、どこに焦点が当たっているかに違いがあります。

①全ての人は自分が好きなことで生きれれば幸せになれるはず。

②人間の心は、成長するもの。自分の目標とか価値観からくる行動によって成長していき、幸せを手にいれることができる。

①は感情論、②は精神論です。

この違いなんとなくわかりますでしょうか・・・。(ニュアンスややこしいですよね汗)

感情論では、それぞれの複雑な状況や立場などを考慮せずに、感情的な欲求だけで全ての問題が解決すると考えています。

一方で精神論では、「人間の心は成長するもの」という大前提で、自分の目標や価値観に基づいた行動が心の成長を促して、幸福感を得る鍵であると話しています。

つまりこの観点は、目標に向かって努力することが心の発展に繋がって、それが幸福感に結びつくという考え方をしている、ということになります。

もっと言うと、「もし今の自分が満たされていないと感じるなら、それは心の成長にマッチしている目標設定とか価値観に基づいた行動が不足している可能性がある」ということがわかるのです。(こう見ると、ある意味、精神論もロジカルシンキングですよね)

このように実は、大きな成功を掴んでいる人ほど、核となる部分にしっかりとした精神論を持っていて、同じ感情論風ではあるものの、意識とか思考・考え方の”感情”の部分が時に、人を惹きつける武器になっていたりもします。

なので、感情の部分を排除してロジカルにだけ説明すれば上手くいくのかというと、「そんなことなはい」と偉業を成し遂げた人たちの格言から証明することができます。

器用な人は感情論ではなく、精神論を語る

本当に器用な人は感情論ではなく、精神論を持ってロジカルに話すのだと色んな仕事をしてきて感じてきました。

感情論では相手を納得させることはできません。

重ねてになりますが、感情論は主観的な感情や不満で出来上がっているので、相手からのアドバイス(メリットになる情報)を受け取れないため器用な人ほど、話を組み立てて話す方が得だと知っています。

そしてロジカルに説明し、自分の精神論も必要であれば、然るべきタイミングにしっかり伝える。

このように話を進めることで、自分の考えが支持され目標達成がしやすくなるのです。

感情論で話してしまいがちだな〜って思う人は、まずは感情の部分と事実を分けて考えてみて、全てを数字化してみてみるのがおすすめ。

やった仕事の量を見るのではなく、目標に対してどれくらい達成できているのか。

自分が不便を感じているから皆んなも同じなはず、ではなく自分と同じ人がどのくらいいるのか数字で出してみる・・・などなど、自分の見ている世界を少し広げてみると、色んな人の力を借りれて目指すゴールにどんどん近づいていくことができます。

本日のまとめ

・感情論は他人に理解されにくい

・感情論で話すと問題が明確にならず、アドバイスなどが貰いづらい

・感情論ではなく精神論を持ってロジカルに話すのが賢い人のやり方

・数字が表す現実に自分の精神論が追いつく、または自分の精神論に数字が追いついた時はあらゆることが上手く言っている状態

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