4月に入り、新入社員にZ世代が入ってきて、戸惑いを隠せな昭和・平成の人たちも多いことと思います。
話合わないな~、何考えてるかわからないな~、俺たちの時代はこんな風にはしない、なんて思いながら、Z世代と関わってる人達もたくさんいますよね。
まぁ世代が変わるごとに、これいつも繰り広げられてる気もしますが・・・ジェネギャ(ジェネレーションGAP)ってやつですね。
今回のテーマは、新人に指摘や指導をした時に「なるほどなるほど」と返答してくる若者について疑問を感じている私が、なぜ彼らは目上の人に「なるほど」という返答をしてしまうのか、その、メカニズムについて自分なりにひも解いて行きたいと思いマスッ!
そもそも「なるほど」って目上の人に使うのは失礼?
なるほどって言葉自体は、そもそも失礼に当たるのか?
それを調べてみるとAIさん的にはこんな回答でした。
「なるほど」という表現自体は、一般的には失礼ではありません。ただし、文脈や状況によっては、目上の人に対して使用する際には適切ではない場合があります。言葉の使い方や敬意の表現は、相手との関係や社会的な文脈に応じて変わります。目上の人に対しては、より丁寧な表現や敬意を示す表現を選ぶことが一般的には望ましいでしょう。
ほうほう・・・。「なるほど」は原則、失礼ではないということですね。
それでは、なぜ教える側、注意する側が目下から「なるほど」って聞くとイラッ・・・あッ違った。
モヤっとするのでしょうか。
そこで私は、AIさんにまた質問を投げかけてみることにしました。
「Q.なるほどが失礼になる場合って?」
「なるほど」という表現が失礼になる場合は、主に以下のような状況が考えられます。
- 文脈にそぐわない場合: 目上の人が真剣な話題や重要な意見を述べているときに、「なるほど」と軽く返すことは、相手の言葉や考えに対する真剣さや尊重が感じられない場合があります。
- 口調や態度が重要な場合: 話し手の口調や態度が重要視される場面では、「なるほど」という表現が不適切に感じられることがあります。例えば、厳格な上司や教師などの目上の人に対しては、より丁寧な態度や表現が求められることがあります。
- 相手の感情を無視する場合: 目上の人が何か悩みや問題を話しているときに、「なるほど」という表現だけで終わってしまうと、相手の感情や思いを無視しているように受け取られる可能性があります。このような場面では、相手の話に共感し、適切な返答をすることが重要です。
つまり、「なるほど」という表現が失礼になるかどうかは、コミュニケーションの文脈や相手の感情に敏感に対応することが重要です。場面や状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
これらのことを読み解くと、「なるほど」という言葉自体は原則失礼ではないけど、扱い方が難しい上級者向けの言葉ですよってことですよね。
個人的な意見として、目上の人に「なるほど」っていうのは損する場合が多いです。
まぁ言い方にもよりますが。
「(なるほどですね…!)勉強になります!」
「(なるほど…。)勉強不足ですみません!」
などのように、自分にいたらない点があることを伝える際のあくまでもクッション言葉として使えれば最高の武器なのです。
もっと言うと、「なるほど」というのは、あくまで独り言であって、あなたに対する返答ではないよ感が大事というか、なんというか・・・。
クッション言葉として、”クッションなるほど”を駆使できれば、目上の心理的に(こいつしっかり学んでんじゃん。もっと教えてあげたくなるじゃん。)となるものなのです。
ちなみにクッション言葉とは、言いづらい言葉の前に持ってくる言葉のことです。
例えば、「恐れ入りますが」「不躾ですが」とかそんな感じ。知らんけどw
さっきも言ったように、「なるほど」という言葉は取り扱いが難しい言葉。
つまり上級者になって初めて上手く扱えるであろう言葉だと思うのです。
ここで言う上級者とは、「その業界で知見がある」とか「経験が十分にある」とかそんな感じをイメージしてください。
だからこそ、新社会人や新人のように人生の初心者が「な~るほどッ」を扱うには、ちょっと難しい言葉だという認識を持つべきだと考えます。
「なるほど」って返答してしまう本当のメカニズムとは
ここで、「なるほど」と口癖のように使ってしまう若者の心理構造はどうなってるのか?
そこにフォーカスを当てて考えてみたいと思います。
実は、先日職場で、若者の「なるほど」って返答のメカニズムについて、「おもしろい事言ってる人がいたんだよ」って上司に言われて、YouTube見せてもらったんです。
そのユーチューバーが岡田斗司夫さんって方だったんですが、みなさん知ってます?
曰く、「なるほど」と返答する若者の心理を以下のように考察されていました。(簡単に私の言葉でまとめます)
指摘や注意をした時に「なるほど」と返答する子っていますよね。
そういう子って、謝らない。
まず、謝るってことをしない。
社会に出ると組織に入るってことだから、自分が悪くなくても謝らないといけない時がある。
それが組織だから。
でも彼らは、怒られた時に「初めて知った。教えてくれなかったあなたも悪い。だけど私はその事をあなたに指摘しないから、あなたもこれ以上私のことを怒らないでね」
という、心理が含まれている。
つまり、Win-Winの関係を求めている。
このように言ってて、「なるほど~」って思ったって50代の職場の人は言っていました。
私は、これを聞いていた時、「確かに!」って思う部分と、「かいかぶりすぎじゃない?」とも思いましたね。
お仕事で18歳~20歳くらいの子を指導することが多い私は、実際にZ世代と言われる子たちと触れ合う機会が多く、彼らと割と深い部分までコミュニケーション取ることがあります。
そんな私から言わせると、彼らは「私もあなたも責めないから、これ以上怒らないで」なーんて、対立心を示唆しているわけではないと思うのです。
Z世代というのは、思うにそこまで他人に盾突く度胸はありません。
Z世代はシンプルに学校などで学ぶべき生き方を教えてもらってないのです。(人に不快なことをするとリアルにブたれる、喧嘩になる、怒鳴られるなど)
考え方を教えてもらうのは人からではなく、Google先生やSNSという無責任な情報から教育を無意識に受けてきているのです。
つまり、自分が体験していないことを、さも体験したかのように錯覚し、相手の気持ちを察するチカラ・・・、表情がくもったとか、キレる寸前の空気感みたいなものを読み取る力が乏しいのです。
また先輩や先生を敬うものではなく、年上も年下もみんなお友達の感覚なのです。
対等に意見をしていいお友達だと錯覚するのです。
法律やコンプライアンスも厳しくなってきているので、不義理をしても詰められることもない。
だから自分が犯した失敗が、周囲を巻き込む大失敗だとも思わず、「失敗」に重きを置かないから同じ失敗を繰り返します。
それに加え、彼らはそれが当たり前なので、逆に自分より年下の子に「なるほど」って言われても、気にはなりません。
失敗くらいあるよ!人間だもの。と寛容的っちゃ寛容的なんです。
自己肯定感高めだからこそ、人の失敗も気になりません。
彼らはそうゆう世界線で生きているのです。
つまり、Win-Winになりたいと思っているわけではなく、自分の社会的価値を把握できずに誰に対しても「同じ目線」で話してしまっているのだと感じます。
結論、「なるほど」のメカニズムについて、私的な言葉でまとめるとこうなります。
(あなたの意見はそうなんだ。私に合っていたら私も取り入れてみよう。でもやったことないしなぁ、明確な事とか今言えないしなぁ、それにこの人年上だしなぁ、当たり障りない言葉ないかな‥あ!SNSでよく見るあの人の言葉使っとこう!みんな使ってるし大丈夫なはず!)
若者「・・・・・。なるほど。」
ッざけんなw
話し方を知らないZ世代。
「なるほど」という言葉を発することで、受け手がどう感じるか考えられないZ世代は、そもそも年上に対しての話し方を教えてもらっていません。
実はわたし、「なるほど」以外にも、もう一つめっちゃイラッ・・・、あ違う。
違和感を覚える話し方があります。
それは「うんうんうん・・・(販売員風)」という相槌の仕方。
まじで、これなんなの?w
仕事で10歳年下とかに仕事を教えてたり、取引先の若い子に本当に多い。
私お願いされて、あなたたちに教育したり仕事受けてる側なんだけど、普通に「うん↑うん↑うん↑」みたいな相槌されることあります。
あれ?いま私この子にプレゼンテーションしてるんだっけ?
っていう気持ちになり、一週回って笑けてくる場合があります。
ちなみにわたし、そういう時相手になんて言うかっていうと・・・
私「えっと、これはこうで、こうするとこうなるから・・・」
Z世代「うんうんうん↑」
私「・・・それでね、さらにこうすると、こうなって」
Z世代「うんうんうん↑」
私「・・・、うん、そしたら、こうなっ・・・・
てか、”うんうんうん”っていうのやめな?(食い気味にw)
失礼だよ?今教えてもらってるんだよね?私あなたに教えてる側で、あなたは教えてもらってる側。立場も経験もキャリアも違う。舐めてるの?それとも話し方を知らないの?」
舐めてんの?っていう時は、相手の顔凝視しますw
逃げられない状況を作って、その反応を見ます。(私、S気あるのかもw)
そしてもちろんその後に、どうしてその話し方が良くないのか、受け手はどうゆう感情になるのか話してあげて、一回逃げ場を作ります。
まぁ、この怒り方は合ってるかわからないけど、言葉でいってわからないなら感情的にぶつけちゃった方が早い。
頭で理解させるより、身体で反応させた方が早いこともあるのだからw
暴力はダメだけど、感情的な言葉は割とコミュニケーションの中でも破壊力は高いです。
でも、いまやコミュニケーションの取り方は話すことだけではなくなりましたよね。
文字を読まない時代になりつつあると言われるけど、コミュニケーションは年々、文字ベースになっていると感じます。
DMやコメント、そしてラインでのやりとり。
そうゆう感情が見えにくいツールでのコミュニケーションが活発になっていくことで、相手の気持ちよりも自分の感じ方を知らず知らずに優先してしまう。
だからこそ、Z世代は話しながら相手の空気を読むのが苦手なのです。
文字から感情をイメージできない。
だって彼らは文字は感情をのせるものではなく、説明をするためだけのコミュニケーションツールだと捉えているのですから。(まぁ間違ってはない。というか私たちが感情のせすぎぃぃぃい!)
平成っ子みたいに、創意工夫でギャル文字を生成したりなんかしませんよ。(わたしはめっちゃしてましたけどねん←)
そして自分にマッチしなければ、次から次へと出会いやコミュニケートするプラットフォームを変えられる世界。
「なんかこの人めんどくせぇな~ほかに誰かいないかな~」
という、相手を理解するよりも、自分にあった人を探すことに重きを置いているのです。
そして目上の人に対して、話し方を学べず全部平たく一律で文字で見てしまう。
彼らに悪意はありません。
これらは全て、SNS社会の副産物なのです。
合理的とはまた少し違う、結論先だしのマーケティング的思想が、人と人のコミュニケーションの在り方を変えてきているんだと感じます。
「なるほど」って言われた時の対処法
じゃあ、現実問題なるほどヒューマンに出くわした時にどうすればいいのか?
そんな時の対処法も私は考えてみました。
問題や課題を解決する時には、まずは相手を理解することから始めます。
なるほどヒューマンと対話して感じること&具体策
【なるほどヒューマンの人間像】
①そもそも、注意されていると気づいていない場合が多い。
②失敗したくない!と思っている自尊心の高い子が多い
➂スマートに見せたい、スカしたい
④わたし、できてる人だと過大評価してる
⑤自己肯定感が高い
⑥怒られてきていない
こんな感じです。
文字で書くと、だいぶ生意気な可愛いクソガキって感じですよねw
でも、おおよそこんな感じの人物像かと思います。
こうゆう子たちには、こちら側も話す前にクッション言葉を使うのがてっとり早いです。
【具体的なフロー】
①相手を聴く体勢にさせる
②どうしてその行動をしたのか意見を聞く
➂回答に対して、矛盾が生じてる部分から指摘
④そして感情面から指摘
⑤2回目はしないよね?という自尊心への煽り
⑥期待してるよ、という責任感の植え付け
対策としては、こんな感じ。
ちょっと難しいこと言ってますね、あたくし。もっと具体的に言うと・・・
まず、①相手を聴く体勢にさせるについて
「今から話すことは注意だから。あなたが今出来ていない課題のことを話すね。あなた個人の問題ではなく周りにマイナスが起こるから個人的な感情は抜きにして話すからちゃんと聞いて?」
と相手を聞くスタンスに変えてあげるのです。
さっそくクッション言葉的な感じで、今から注意する・個人的な感情は抜くというフェアな状況なんだよ、をクッション言葉として伝えます。(Z世代はフェアかどうか、なぜか気にします。なぞに同じ立場に立ってると思っているので)
このようなクッション言葉を挟むことで、あらかじめ「この人は今わたしに注意をしにきてるんだ」、つまり、今からの時間はお説教時間だよと教えてあげます。
これでZ世代のマインドセットを完了。
②どうしてその行動をしたのか意見を聞く
真っ先に怒りたい気持ちを抑えて、まずは相手の話を聞きます。
指導者「これって、どうしてこうゆう行動をしたの?」
思慮深いZ世代「いや実はこうで、これをするために、こうやったんです」
考えてないZ世代「いや教えてもらってなかったんで一旦やっときました!」
大きく2つの回答者が現れると思います。
➂回答に対して、矛盾が生じてる部分から指摘
相手から理由を聞いた時、絶対に矛盾が生じてる箇所があります。絶対に。
なぜなら彼らのミスは、どんなに正当な理由があろうとも、その環境ではミスであることに変わりはないからです。
思慮深いZ世代に対する回答は・・・
指導者「そっか。でも、あなたはこう言ってるけど、実際にそれをしてしまうと、こうゆうところにまで影響が出るんだけど?だから、今やってる行動ってのは、あなたが言ってることと矛盾してない?こうゆう場合って、こうなるから、こうするのがいいのね。」
考えてないZ世代に対する回答は・・・
指導者「うん、仕事において、一旦やっとくっていう思考やめよっか?ニコ」
こんな感じです。
相手によって伝え方を変えなければなりません。
物事を深く考えてない子は能力が著しく低いので、言葉は少なく、やってほしいことだけを伝えてあげる。
そして思慮深い者には、経験からくる理論を押し付けますw
④そして次は感情面からの指摘をしれっと差し込みます
これらの注意した後におそらく「・・・・。」とか「なるほど」って返されると思います。
なるほどヒューマンの登場ですね。ニコ
ビンタしたくなりますね。ニコ
そんな気持ちを抑えつつ、そしたら次は感情面で話していきます。
「その話し方はしないでほしい。さっきの話にも通づるんだけど、なるほどって言葉はこうゆうシーンで使っちゃうと、同じ目線で話しているように捉えられるのが一般的なんだよね。こうゆう注意の時間って、あなたが出来ていれば発生しない時間だし、本来だったらすでに学んだ状態で入社してくれないと困ることなのね。だから、こうゆう時って、相手の時間をとっていることでもあるんだから、まずは、手間とらせてすみません・そして、教えてくれてありがとうの気持ちを相手に言うのがいいんだよね。私はあなたの良いところをたくさん見ているから、悪気ないのはわかるんだけど、あなたのことをよく知らない人が、今のあなたを見ると不快に感じると思う。それが私にとっては不快。だってあなたはよく頑張ってるし、真面目にやってるのに、言葉の使い方で勘違いされてしまうのは、めっちゃもったいないと思うの。」
と伝えます。
(言葉遣いはお説教の本題ではないんだけど、話し方ひとつで相手に与える印象ってこうなんだよって事をさりげなく、伝えとくよ^^)
って雰囲気を醸し出します。
(内心は、本題はそのなるほどっていう態度じゃい!!!です。)
1個目の指摘はフェイクで、2個目に本当の本題を持ってきて伝える。
これマジシャンの手口ですよね。指導者はマジシャンになるべきですよね。←誰w
⑤2回目はしないよね?という自尊心への煽り
そして、続けてこう伝えます。
指導者「○○さんって、器用にこなせるタイプだし、何回も言う必要ないと思う。だから多分知らなかっただけだよね^^ 次から無いようにしてくれたら全然問題ないし!大きなトラブルに繋がる前に気づけて良かったと思う♪大丈夫そ??」
Z世代「はい。大丈夫です」
この言葉を言ってもらえたら、彼らは理解しています。
だから、それ以上執拗に責め立てない。
彼らが嫌なのは、公の場で、できない認定されること。
なぜなら、自尊心を傷つけられるからです。
”できてない”って事実を初回で、感情的にぶつけてしまうと、Z世代の子たちは、他責思考の人間になっていってしまいます。
いや、こう言われたけど俺悪くないし。(ううん、あんたが悪い)
そんな言い方するけど、じゃあ先輩だってこれ出来てないじゃないですか。(ううん、あんたが悪い)
このように、ミスを隠したり、他人のせいにするようになってしまうんです。
そんなの可哀想じゃないですか。
そして私たち年上も指導者として能力不足を疑われるじゃないですか!!
1回目の注意の時の「はい、大丈夫です」という彼らの言葉を信じてあげるのです。
自尊心が高い人の特長を逆手にとって、あなた、他の人と違って、できる人だから大丈夫だよね?と、”またミスしたら、あなたが大事にしてる何の役にも立たないその自尊心壊れちゃうかもよ?”をしれ~っと差し込んでいくのです。
って、なんか私相当性格悪くない?w自分でかいてて鬼畜に思えてきたw
⑥期待してるという責任感の植え付け
で、最後は「期待してるから」ということを伝えて、責任感を持ってもらいます。
Z世代は期待されるのが割と好きです。
自己承認欲求ムンムンの世界で生きてる彼らは、誰かから「すごい!」と思われるのが、最高のご褒美です。
都合の悪い時だけ人と比べない!という自己肯定感高めの考え方をするわりに、人からの評価はかなり気にします。
だから、「期待してるから、言ってしまう。素質めっちゃあるから、もったいない」
と伝えてあげて、責任感を持ってもらうのです。そして挑戦できる機会を与えてあげる。
そうやって、なるほどヒューマンたちと一緒に成長していくのもまた、指導者の使命だと認識しておくと、ストレスちょっと減ると思います。
ちなみにガチで説教する時は2回同じことをした時
決めつけて怒るのは良くないので、1回目のお説教の時には、相手の意見を聞いてから冷静に対処します。
ようは泳がせるのです。
しかし、2回目に同じことをしてきた時は、ここぞとばかりに初めて感情的に怒っちゃえばいいのです。
この時は、ぐうぅの音も出ないくらいバチバチに気持ちよく説教できます。
彼らも、言い訳ができません。
というより、その時に初めて彼らの真意が見えます。
できないではなく、教えてもやってなかったんだやっぱり。という事実が明るみに出た時には、感情に任せてボコボコにしちゃいます。
「いや、おめー舐めてんの?いったよね?自分の口で大丈夫だって。理解してないじゃん。できない人なの?」って。
自尊心をへし折ります。
立ち上がれないほどに、フルボッコします。(暴力はダメですよ。ボコるというのは論破という意)
そしたら、怒られたことのないZ世代は、以後、いう事聞くか辞めていきますw
でも、Z世代の子は、ちゃんと的を得たことを言っていると納得すれば、すごく素直でいい子たちばかりです。
フルボッコの際も人格否定をするということではなく、論破するのです。
あなたが間違っている、と。
そうすると、やめることもないし、ちゃんとついてきてくれます。(それでやめそうになる子は、そもそも時間をかけて育てる必要はないので、存在しないものとして扱い方を変えます。)
つまりは、Z世代の才能を活かすもころすも、私たち先輩にかかっているのです。
こちらが気を使う必要もないし、Z世代もその感覚を持っていてOK。
重要なのは、「ちゃんと目的を伝える」→「理解したという言葉をもらう」→「OKよ~♡」というコミュニケーションのステップをまず取るコトが対策です。(そしてその後にフルボコして、どちらが上の立場にいるのか体験させる)
いや基本すぎるだろ・・・と思うかもしれませんが、基本行動って当たり前すぎて意外とみんなできていないです。
さらにZ世代の子たちは大人びているようで、すごく子供のままということも忘れてはなりません。
平成のわたしたちは、子供のフリして大人とめちゃくちゃ遊んでました。
でも、令和は大人なフリして、めっちゃ子供さんなんです。
度胸がないんです、破天荒じゃないんです。平成の子たちよりも取り扱い実は楽なんです。笑
最後に
ここまで読んでくださった方、お疲れ様でございました。
ちょっと強い表現方法もあったかもしれませんが、読んでる最中にあまり堅苦しくならないようにと表現を誇張した部分もあるので、ご理解ください♡
私はZ世代の子たちが扱いづらいとか、嫌悪感があるとか、実はそういった感情はあまりありません。とてもピュアで、実は一生懸命やるチャンスを欲していたりします。
結局、人の本質は変わらなくって、誰かに認めてもらったり、自分の居場所をみんな探してる。
やってることも実は平成の時とあまり変わってないような気がしていますし、私たちが子供の時も大人の事を馬鹿にしていました。きもーとかってw
でも、みんなそうやって大人になっていくんです。
そんな私たちが大人になれたのも、上の世代が、あーだこうだ言いながら、共存してくれたからなのです。
Z世代の子たちは大人びてるように見せているから、全然俺たちは大丈夫。みたいなスマートな感じを見せてしまっていますが、ほんとは物を良く知らないし、戸惑っているけどそれを表に出すのが苦手。
だからこそ、彼らを拒絶するのではなく、共存してこちらも素直に伝える。
偏見なしの素直なコミュニケーションが、彼らに一番刺さります。
「なるほど」という言葉は、ネガティブな空気のシーンでは使わないように、お昼休みや雑談の時などにやさしく伝えてあげてみてください。
そしたらZ世代の子たちは、笑顔できっとこう言ってくれるはずです。
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「なるほど~!」
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