こんにちは、Aikaです。
新社会人としてみなさんそれぞれ多忙な時期を極めていると思いますが、この時期になると毎年のように「学生気分が抜けてない!」と怒られている新社会人を結構見かけます。
アラフォーにもなってくると、「教えてもらってきてないんだもん。仕方ないよね~」って見守りたい部分もあるけど、「確かにその考え学生だわ・・・!あわわ」って感じる時も正直あったり。
社会人になった皆さんは、「どう立ち振る舞うべき?」と戸惑うことも多いのではないでしょうか。
そこで今日は人生の先輩でもある私から「社会人と学生の違い」について、社会人として成功するための心構えを話していきます。
学校と会社の本質的な違い

そもそも学生気分が抜けていないってどうゆうこと?!
そこから「???」ってなってる人も多いと思うのですが、一言で言ってしまうと”自分の立場を理解する”ことから社会人としてちゃんと振舞えているかどうかが判断できます。
1. 立場の違い:お金を払う側 vs 受け取る側
学校に通っている時って特に意識はしていないけれど、実は私たちが「お客さん」としてお金を払い、教育を受けます。そのため、無断欠席したり、先生に対して失礼な態度を取っても、文句を言われることは少ないですよね。
割と自由に発言できたり個人の主張をしても受け入れてもらえる環境っていうのが学生の立場。
だけど、社会人になると立場が逆転します。
会社は「お金を払う側」、私たちは「労働の対価を提供する側」なのです。
つまり、学生の時にはルールを破ってもそこまで大きなペナルティが発生しないことでも、会社のルールをやぶったりチームワークを乱すような行為をすることでお金を払ってる会社側から「仕事ができない人」という風にみなされてしまいます。
学生の頃はできなくても誰かが助けてくれたり先生が導いてくれていましたが、大人の世界は想像以上にドライ。
無責任な行動や言葉には責任が伴い、評価やクレームとして直接反映されるので注意することが大事です。
2. 新人教育の本質を知る
そして「給料が安い」と不満を漏らす新社会人もいますが、新人教育には多大なコストがかかっていることも忘れてはいけないポイントです。
初任給や新人の頃に給料が低い本当の理由は「本来、学生時代に学んでおくべきスキルを社会人になってからお金をもらいながら教えてもらえる」から。
新人の頃は、できることも少なく会社に利益をもたらすことが多くはありません。
その利益を出せない間も会社は新人さんに教育というカタチで投資しています。
投資期間中に給料が安い、と発言してしまう新人さんは「あぁ、この人自分の立場をよく理解してないんだなぁ」って感じられることもあるのです。
3. 環境を支える歴史を知る
さらに入社して2年目あたりくらいでも、学生っぽさが残っている社員が意外と多いと感じます。
それは「仕事ができるようになったのに給料が上がらない」と主張する人です。
確かに売り上げは上げれるようになったかもしれません。でも冷静に考えてみると現在の職場環境があるのは、過去の社員や会社の努力があったからこそ。
そして、スキルのない新人のころに仕事のノウハウやスキルを会社からお金をもらいながら学ぶ期間があってこそ、今の売り上げを作れています。
自分の価値を主張する前に、会社が作り上げた土台に目を向けることが大切であり、その利益を継続的に生み出せて初めて、会社からの評価が上がり給料もUPしていくことを忘れないで。
確かにそれ「学生っぽい」って思ってしまう行動
ここで具体的に社会人になっても学生気分が抜けていないと、以下のような行動が原因で「子どもっぽい」と思われることがあるよ、を紹介。
1. 無責任な言動
- 約束や納期を守らない。
- ミスを他人のせいにする。
大人の世界では言動よりも行動を見られます。どんなに大口をたたいても約束を守れない人は評価が低い。そしてミスを他人のせいにする人は周りから人が離れていってしまいます。
2. プロ意識の欠如
- 遅刻や無断欠勤。
- 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の欠如。
どんなジャンルの仕事をしていても、プロ意識は持った方が吉。「これくらい、まぁいいか」みたいな意識の低さが大きな問題に発展しがちなのを知っておくことが大切です。こんな細かいこと考えるのめんどくさいってなるのはアルバイトまでと覚えていてください。
社員として働くのならプロ意識はしっかり持っておいて。
3. 感謝や敬意の欠如
- 「ありがとう」と言わない。
- 目上の人を軽視する態度。
これは意外と、とても大事。敬意や感謝を忘れると社会人としてもコミュニケーションが驚くほど、こじれていきます。誰に対しても謙虚な姿勢を持っていると他人から想像以上の評価をもらえることがあります。
新社会人が意識すべきポイント
1. 自己責任を持つ
行動の責任はすべて自分にあります。ミスをした時にはつい言い訳したくなりますが、言い訳しても印象が悪くなるだけ。失敗を次に活かす姿勢で信頼を得て自分の評価をグングン上げていきましょう。
2. 感謝を忘れない
教えてくれる人、サポートしてくれる人に感謝の気持ちを持つことが大事。多少自分の考えと違ったとしても、先に学んできている人と経験の差があります。自己判断で大きなトラブルを未然に防いでくれているだと相手に敬意を払えれば人間関係も円滑できるはず。
3. 常に学び続ける
学生時代が終わっても、社会人としての学びは一生続きます。先輩から色んな話を積極的に聞いたり、本や講座でスキルを磨く努力をするのもとても大事です。
- 学生と社会人の違いを理解することは、成功への近道
- 社会に出たら自分の行動に責任を持つ
- 感謝の気持ちやプロ意識を持って仕事に向き合うことを忘れないで
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